退院。

全室個室のKenepuru Hospitalに移してもらうはずがなぜかWellington Hospitalに留まることに。入院した日は2人部屋に1人だったのですが、個室でない部屋は入口にドアがない。そして新生児は泣く。深夜に響き渡る泣き声。ぜんぜん寝てくれないし母乳もうまく飲ませられなくて1晩で4回もミッドワイフを呼んでしまいました...

まんじりともしないまま朝を迎え朝食が運ばれてきたものの、赤ちゃんを抱っこしたりしているので食べられない。(コットに移すと泣くので)そうこうしているうちに隣のベッドに人が来る。帝王切開か何かだったのか、ドクターやらミッドワイフやらが頻繁に様子を伺いにきているもよう。それなのにカーテン1枚隔てた隣で泣く新生児。夫はやく来てーと念じつつがんばってあやす。

9時過ぎ頃夫が来院したのでようやく子どもを渡し朝ごはんを食べてトイレにも行く。前日崩れ落ちたときに左足を少し痛めたようで歩きにくい。とにかく休むよういわれたので授乳以外はひたすら横になる。しかし隣のベッドでは面会の友達だの家族だのが来ているようでとても落ち着かない。

午後新生児にBCG予防接種。NZではBCGは特定の条件に当てはまる場合のみ接種することになっています。あと麻酔医がきてepiduralの副作用がなかったかどうかのヒアリングなど。

ミッドワイフもきて退院希望をきかれる。まわりの日本人に入院期間をきいたら1〜2日という人が多かったのですが、その気持ちがわかりましたよ。ごはんは出るけどぜんぜん休まらないですよ。なるべくはやく退院したい旨伝えると、産科医と小児科医のチェックが済んでOKが出れば退院できるとのこと。産科医はちょっと後に来て自分のチェックをしてくれたのだけれど(といっても熱はかって血圧心拍数測定したくらい)小児科医は講演中だかなんだかでしばらく待つことに。

その後夕方に小児科医もきて新生児のチェック完了。荷物を片づけたり着替えたりして退院準備。病院から書類を受け取り事務手続も完了、苦労しつつカーシートに新生児をくくりつけ家に帰る。

家では沐浴させたり(部屋の温度が低くてちょっと失敗)寝かしつけたりで結局休まらず。そして夜もやっぱり寝てくれない。泣きたくなってきました。